あのテレビ

私はあのテレビが嫌いです。

一応、少ないながらも他の機会に募金はしています。

あのテレビでクローズアップされるような人が嫌いと言うことは決してありません。知り合いにもいます。きわめてニュートラルな感覚で、特別扱いも、悪く扱うこともなく普通にお付き合いしております。

演出のあざとさが嫌いです。

はい、今日はみんなで感動しましょうね~。
ん~?ほ~ら、大変でしょ~?悲しいでしょ~?
ん~?ん~?涙出しても良いんだよ~?
ん~?はい!ここ!泣くところだよ~?出た~?出ちゃったの~?
ん~?

下手くそなAV男優みたいです。

「世界の中心で愛を叫ぶ」も同じような構造で、映画館から途中退室したくなりました。

 

「お笑い」の場合、それを見て笑えるかどうかはその人にゆだねられています。「つまらない」と態度を表明しても、みな人それぞれで、一般的な人なら「ああ、そう。僕は面白かったけどね、笑いのアンテナが違うね。」で終わります。

 

 しかし、このような題材を扱ったものの場合、批判的な態度を取ることそのものに危険があります。演出方法や切り取り方についての批判をしているのにチャリティー活動そのものへの批判とうけとられ、「優しくない人間」と周囲に思われかねないからです。
 この危険を避けるため、賢い人間であれば、大して肯定もしないけど批判もしないという態度を取る人がほとんどでしょう。
 匿名で、誰も読んでいないだろうから、ここには好きなことを書きますが・・・・。

 

 最近、風当たりが強いのは、切り取り方があざといのと、「実世界で批判しにくい」ということを巧みに使っている感があざといという、2つのあざとさをネット民に与えているからなのではないでしょうか?