シン・ゴジラ
シン・ゴジラを見た。
なんと言っても、情報量が圧倒的に多い。
メッセージを多方面に向け重層的に発信しているので、見た誰もが何かしらの感想を抱いて帰るような造りになっているのではと思った。
この造りに短歌、俳句のような物を感じた。
短歌、俳句も29音、15音という決められた長さの中に、情報を詰め込み、読み解いて楽しむ。
この映画も、娯楽映画の基本の長さである2時間という時間の中に詰め込めるだけ情報を詰め込んでいる。
読み取る方の、背景、教養によって感動が違うというのが大きな特徴だ。
私も、沢山のメッセージを受け取り、盆明けからの仕事に励んでいこうと思った。
シン・ゴジラが面白かったので、同じ庵野秀明監督のエヴァQも見た。
正直、理解不能だった。
昔のエヴァより絵が美しくアニメって進化したなぁという位しか感想が沸かなかった。
もしかしたら、思春期からオジサンになってああいう中2な発想と行動をする主人公が理解できなくなってしまったのかもしれない。シンジ君と同じで時の流れについて行けなかった。