釈放なう

ヤフーニュースのトップに
イラクで拘束の常岡さん解放」が出た。

一番引っかかったのが、「釈放なう」とツイッターでつぶやいたこと。

最初の感想は

なんだこれ!どれだけ多くの人が動いて、必至に救い出したのに、TPOを知らない人だ!こういう人が炎上するんだ!

でした。

 

 しかし、常岡さん的には「釈放なう」程度の出来事だったから、「釈放なう」が出たのかもとも考えました。
常岡さんは簡単に解放されるだろうと踏んでいたと考える事が出来るかもしれません。

 拘束をしたKRG=クルド人自治政府を検索してみたところ、一応政府の様なものとして成立していて、治安も比較的良いところのようです。いきなり、処刑されて命を奪われると言うことは無さそうです。

 
 ISILのキーホルダーをぶら下げていた事により間違えられて現地警察に捕まってしまったけど、ちゃんと説明すれば分からない相手ではないし、どう転んでも命を取られることはあるまいと踏んでいて、事実解放されたが故の「釈放なう」と読み取りました。

 中東で邦人が拘束され、解放された等というともの凄く、衝撃的な物事のように感じてしまいがちですが、どうも毛色が違うような気がします。

そう考えると、ヤフーのトップニュースだったのかなぁと疑問に思いました。


 

市場移転

センター試験の得点源は英語と国語でしたが、一応工学部を出ております。

豊洲市場の土壌問題が何故こんなに騒がれているのか理解できません。

1)盛り土あるなし問題
あんな大きい建物を建てる足元が新規の盛り土とか、狂気の沙汰です。しっかりと施工するならば、固い地盤に届くよう杭打ちをしなければなりません。
盛り土する→杭を打つ→杭の分の体積の土が残土として発生→お金を払って土を捨てる
もったいないお化け」が出てきそうなレベルです。

ならば最初から盛り土分を大きなコンクリート造で作ってしまった方が良いのでは?
今、作られているやりかたでOKだったんじゃないの?と思います。

2)ベンゼン問題
一階の床だって、トラックが載れる様にするには数十cmのコンクリートになっているはず。
 そこをベンゼンが通り抜け、空気を漂い、魚が食べられないほどに汚染されるには、調査に地下室に入った時点で即死するレベルに気化したベンゼンが充満していても足りないくらいだと思います。

 そして、あれだけの大きな建物を支える基礎ならば、地下室の床は1mとかそのぐらいの厚みのコンクリートで打たれているはず。
 それを通り抜けて地下室に充満するには・・・・・。

 基礎の下に多少汚染された土があっても問題が無いんじゃないかと思います。


まとめ
 そう決まるまでのプロセスと伝達の不手際さお金の不透明さはありますが、建物自体はまぁまぁなんじゃないかと思います。
 問題を提起して一旗揚げたい建築コンサルタントと、目立つ問題に采配を振るってリーダーシップを演出したい知事と、引っ越し費用を出せない仲卸業者とが三位一体となってただ騒いでいるだけなのでは?と邪推してしまいます。

 ところで、仲卸業者の3分の2が慢性的な赤字で引っ越し費用が出せないというらしいのです。つまりこれは、我々が普段適正な価格で魚を買っていないと言うことかもしれません。値段だけでしか勝負できない商売が蔓延していると言うことですね。
 価値を伝え、適正な価格で売る、買うという事が、関わる人を潤し社会をちょっと良くすることに繋がるのかなぁと思うニュースです。

あのテレビ

私はあのテレビが嫌いです。

一応、少ないながらも他の機会に募金はしています。

あのテレビでクローズアップされるような人が嫌いと言うことは決してありません。知り合いにもいます。きわめてニュートラルな感覚で、特別扱いも、悪く扱うこともなく普通にお付き合いしております。

演出のあざとさが嫌いです。

はい、今日はみんなで感動しましょうね~。
ん~?ほ~ら、大変でしょ~?悲しいでしょ~?
ん~?ん~?涙出しても良いんだよ~?
ん~?はい!ここ!泣くところだよ~?出た~?出ちゃったの~?
ん~?

下手くそなAV男優みたいです。

「世界の中心で愛を叫ぶ」も同じような構造で、映画館から途中退室したくなりました。

 

「お笑い」の場合、それを見て笑えるかどうかはその人にゆだねられています。「つまらない」と態度を表明しても、みな人それぞれで、一般的な人なら「ああ、そう。僕は面白かったけどね、笑いのアンテナが違うね。」で終わります。

 

 しかし、このような題材を扱ったものの場合、批判的な態度を取ることそのものに危険があります。演出方法や切り取り方についての批判をしているのにチャリティー活動そのものへの批判とうけとられ、「優しくない人間」と周囲に思われかねないからです。
 この危険を避けるため、賢い人間であれば、大して肯定もしないけど批判もしないという態度を取る人がほとんどでしょう。
 匿名で、誰も読んでいないだろうから、ここには好きなことを書きますが・・・・。

 

 最近、風当たりが強いのは、切り取り方があざといのと、「実世界で批判しにくい」ということを巧みに使っている感があざといという、2つのあざとさをネット民に与えているからなのではないでしょうか?

 

 

仕事

最近、スムーズに出来ない仕事がいくつかあった。

勿論、ほとんどの仕事はそれなりにやれていると思う。

でも、スムーズに行かない仕事があると、そこに頭が行ってしまう、心が落ち着かない。なので、ちょっと振り返ってみた。

 

水道蛇口の交換→たいした手間のかかる仕事ではないが、出来る人が確保できず、お客さまを待たしてしまった。お盆絡んだと言うこともあり、業者が手一杯だった。最近、一つの業者は、取れる限りの仕事を沢山採るので、手一杯。

もう一業者は、実質働いている人が一人なので手一杯。暇なときは暇なのだが、こういった急ぎの小さい仕事ほど、手が回らない。

 

外構→お客さまの頭の中がまとまっておらず、毎日のように変更の電話がかかってくる。業者とのすりあわせが大変だ。

 

外構→仕入れることは出来るが、満足できる施工をしてくれるところではなかった。

メーカーに私の意図が行かない、連絡が来ない、確認してこない。

出来ると満足させられるは大きな違いだ。

 

究極的に言えば、私のせいではないし、どんなにやったって100パーセントの人が完全に満足してくれるではない。と心を強く持つことが必要なのだが、その前に、私の出来ることを考えてみた。

 

取引業者を増やす。

取引業者の腕を見極める。

お客さまとコミュニケーションを密にとって、時間がかかることを納得して貰う。

お客さまを惑わせないほど魅力的な提案をする。

 

行にすると四行だがとても大変そうだ。

でも、文章にして頭を整理できたので、だいぶ心が落ち着いてきた。

シン・ゴジラ

シン・ゴジラを見た。

なんと言っても、情報量が圧倒的に多い。

メッセージを多方面に向け重層的に発信しているので、見た誰もが何かしらの感想を抱いて帰るような造りになっているのではと思った。

 

この造りに短歌、俳句のような物を感じた。

短歌、俳句も29音、15音という決められた長さの中に、情報を詰め込み、読み解いて楽しむ。

この映画も、娯楽映画の基本の長さである2時間という時間の中に詰め込めるだけ情報を詰め込んでいる。


読み取る方の、背景、教養によって感動が違うというのが大きな特徴だ。

 

私も、沢山のメッセージを受け取り、盆明けからの仕事に励んでいこうと思った。

 

シン・ゴジラが面白かったので、同じ庵野秀明監督のエヴァQも見た。

正直、理解不能だった。

昔のエヴァより絵が美しくアニメって進化したなぁという位しか感想が沸かなかった。

 

もしかしたら、思春期からオジサンになってああいう中2な発想と行動をする主人公が理解できなくなってしまったのかもしれない。シンジ君と同じで時の流れについて行けなかった。